2022/07/15 20:41
こんばんび、トモです。
今日は留学日記Vol.6です。
いやー更新遅れてしまって申し訳ないです。仕事が出来過ぎるので忙しいんです。
この留学日記を今回から読み始めた方は、ぜひVol.1から読んでみてください。面白いんで。
前回の続きから言いますと、イギリスに来て最初の土曜日の出来事からですね。
当時の僕は色々あってメンタルどん底マンだったので、せっかくの休日に外出しないと勿体ないと分かってはいたんですが、でもなかなかベッドから身体を起こせなかったんですよね。
そんな時ロジャー(同居人)のペリからパブに行こうと誘われ、すごく嬉しくて急いで準備して飼い犬のファーガスと一緒に連れて行ってもらったんですよね。
その道中に、ペリには色んな話をしてもらいました。
ペリという名前はオーストラリアの古い言葉で「旅人」を意味しているんだと。
実際に彼は16歳で家を出て、そこから世界中色んな国を転々としてきたみたいで、東京にも少し住んでた時期があったみたいです。なのでその名の通りの人生を謳歌してる人だったんですよね。
そんな彼自身はずっと土方仕事をやってて、カンタベリーでもそんな仕事をやってると言ってました。
そこで僕はふと気になって「結婚はしないの?」と聞いてみたんですが、
「昔は奥さんがいたんだけど、俺がこんな風に世界中飛び回るからついてこれなくなって別れちゃったよ」
そう言ってました。大事な奥さんを失ってまでも、世界を歩くことを愛してた人だったんですよね。
そしてそんな生粋の旅人のペリには、こういうアドバイスもいただきました。
「トモ、英語を話せるようになりたかったら、とにかくパブに行きまくるんだ。そこで酒を酌み交わしながら、現地の人たちと会話するんだ。それが何よりも大事なんだ。実際に俺は、スペイン語もフランス語も読み書きはできないが、ある程度話すことならできるぞ」
へぇ~なるほどなぁと思いながら聞いてましたが、これはある程度英語を話せるようになった今でもやれと言われたら難しいですね(笑)。
もちろんすごい効果的だと思いますし、実行できるメンタルをお持ちの方はぜひお試しください。
そんな風に色んな話を40分ほどしながら、ようやくパブに着きました。
パブの外観です。店の名前は忘れました。
どの写真も天気が悪いのがイギリスって感じですよね。でもパブ自体は本当に居心地が良くてお洒落でした。
こちらのパンとスープのセット、そしてビールをペリに奢ってもらいました。
ただ外の席でビールを飲んだんですが、ほんとに寒かったですね(笑)でも美味しかったです。
そんな感じで、休日をどう過ごそうか思い悩んでた僕は、その日はペリのおかげですごく楽しい思い出ができたんですよね。本当に今でも感謝してます。
僕が持ってる写真の中で、唯一ペリが映ってる写真です。パブに行く道のりで撮りました。
しかし、僕とペリの別れは、このパブに連れて行ってもらった日からすぐあとに、突然やってきたんですね…。
今回はここまでです。また続きは今月中に書きます!
それでは、アディオス!