2022/08/15 00:15

こんばんわトモです。



皆さんご存知の通り僕は無類の映画好きでして、大学生の頃は冗談抜きで1000本以上の映画を観ました。



そんな僕が今回から新しく始める新コーナーが、


「最近観た映画」「好きな映画」シリーズですね。



とりあえず今日は「最近観た映画」シリーズの第一本目を書いていきたいと思います。




僕は最近、NETFLIXにて「ユナイテッド93」というアメリカ映画を観ました。




といっても、大学生だった5、6年前くらいにも観たことあったので、実際は今回が2回目だったんですけどね。



初めて観た時の印象が強烈ですごく興奮した思い出があったので、時を跨いで今回再鑑賞してみました。



どういう映画かといいますと、皆さん、「9.11テロ」を知ってますよね?


2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件のことですね。


航空便4機がイスラム過激派テロ組織・アルカイダによってハイジャックされ、1機を除くほかの3機それぞれが標的の場所へ墜落したという、アメリカ史上最悪のテロ事件を扱った内容となっております。



ハイジャックされた4機のうちの2機は世界貿易センタービルに突っ込み、1機はアメリカ国防総省に、そして最後の1機は、何もない平原に墜落しました。




その平原に墜ちた1機こそが、ユナイテッド93便だったんですね。




本当はホワイトハウス、または国会議事堂を目掛けて自爆テロを行うつもりだったみたいですが、乗客の激しい抵抗により、ターゲットへ達することはありませんでした。



その時、ユナイテッド93便の中でどのような波乱があったのか。



この映画はそんな機内での状況を、推測の部分も大きいのですが、当時の状況証拠などを基にしながら1つの「答え」として克明に描いています。




もうほんと、観てて手に汗握りますよ。終始緊張感が半端じゃないです。



団結して犯人たちに立ち向かおうとする乗客たちを、その悲しい結末を知っていながら、すごく応援しちゃんですよね。だから空しくてやるせないんです。



家族に「愛してる」と泣きながら電話する乗客の方たちもたくさんいて、その光景に胸が張り裂けそうな想いに駆られます。




ただこの映画、ハイジャック犯たちにも同情の余地を残すような作りになってるんですよね。



映画の冒頭で、テロを決行する朝に、涙を流す彼らが描かれています。まぁ考えれば当然かもしれないですね。彼らの「死」も確約されてるわけですから。



そんな緊張感からか、機内で実行に移す前の彼らは、常に挙動不審で落ち着きがありません。冷静でいられる方がおかしいんでしょうけどね。





まぁ色々書きましたが、とりあえずこの映画を観てると、自分も機内にいるような臨場感を感じざるを得ないです。だから苦しいし、強い恐怖にも襲われます。


あの9月11日に起こった悲劇の、ほんの一部ではありますが、醜い歴史的テロ事件の内容を。


そしてそのテロに対抗した勇敢な乗客たちの存在を、記憶に強く焼き付けさせてくれた、そんな映画でした。