2022/09/04 00:31
こんにちは、トモです。
今日は最近観た映画について語っていきたいと思います。
それがこちらの映画ですね。
8月26日から全国公開になったこの「NOPE」という映画、僕の感想を簡潔に言いますと、、、
めっっっちゃくちゃ面白かったです。
久々に映画館で観た映画で夢中になれました。「パラサイト」以来だったんじゃないですかねーあの興奮は。
どんな映画かと言いますと、ジャンルはごりっごりの「SFホラー」ですね。
舞台はとある何にもない田舎町で、主人公は父と一緒にハリウッドに提供するための馬を牧場で飼育してるんですね。
そんな日常を過ごしていたある日、空から突然降ってきた何かに父は頭を貫かれ、亡くなってしまいます。
その何かを発していたのは、空を高速で動き回る巨大な「何か」だった…
あらすじはあえてこれくらいの説明に留めておきます。これ以上喋っちゃうと面白味減っちゃうんで。
僕も前情報は一切いれずに、予告編すらも見ずに映画館に向かったわけですが、まあそれが良かったですねこの映画は。
そもそもこの映画の監督はジョーダン・ピールという方で、代表作に「ゲットアウト」がよく挙げられますね。
この作品も非常に面白かったです。
基本的にスリラー映画を得意とする彼の最新作であるこの「NOPE」は、今までの作品とはまた一色違った、圧倒的で壮大なワクワク感を提供してくれましたね。
しかも今回、時間帯の都合でIMAX上映の回を観たのですが、それも最高にマッチしてました。
今まで何度かIMAXで映画を観たことありましたが、この「NOPE」が個人的には一番臨場感が出てて演出としてハマってたと思います。
とにかく怖かったんですよね。IMAXの発するリアルなサウンドと劇場の暗さが相まって、途中で席を立ちたくなるくらいの場面もあったりしました(笑)
やっぱり「得体の知れない不気味さ」って、直接的な手段じゃ表現できない恐怖を与えてくれますよね。
どうしても人って「知らない」状況に直面すると、多かれ少なかれ恐怖を感じるじゃないですか。
知らない人、知らないルール、知らない場所…
何でもまずは「知る」ことから始めないと、心がついていかないですよね。
でもこの映画は、観てる人たちの気持ちなんか当然置き去りで、ただただ不確かな「何か」を小出しにしながら徐々に心を摩耗させてくるんです。
絶妙な展開なんですよこれがまた。ただただジョーダン・ピール監督が上手い。
ちなみになんですが、映画のタイトルの 「NOPE」 とは 「No」 のスラングでして、かなり軽いニュアンスの言葉です。
この映画での意味としては「ありえない」とかそういう訳が適切ではないでしょうか。
色々語りましたが、本当に面白かったんで気になった方はぜひ観てみてください!
チャオ!