2022/10/05 11:45

はーいはい。今日も書いてきますよ。




今日は最近観た映画について語ろうと思います。





それがこちらの映画ですね。










題名は「LAMB」。そのまま直訳で「羊」ですね。



アイスランド・スウェーデン・ポーランドの合作映画でして、終始北欧っぽい暗くて不穏な雰囲気に包まれてる作品です。




キャッチコピーが、



"禁断(タブー)が、生まれる”




怖いですよね~。一体どういうことなんでしょう。





物語は、アイスランドの山間で、羊の養育をしながら静かに暮らす夫婦を中心に展開していきます。



夫婦は幼い娘を亡くした過去に囚われ苦しみながらも、仲睦まじく質素に日々を送っていきます。




そんなある日、産気づいた一頭のメス羊の出産を世話していると、その身体から見たこともない異形の「それ」が出てきて…






もうほんとそれくらいしか言えないんですよね。あんまりネタバレもしたくないんで。





もうね、単純に「不気味」で「不穏」で「気持ち悪かった」です。



この映画を形容できる言葉って、だいたいその3種類に集約されるんじゃないでしょうか。




映画館の席について、劇場が暗くなり、映画の冒頭シーンを観たその瞬間から、



「一体何が始まるんだろう…」と思わずにはいられません。




演者や脚本含め、単純に映画作品としての完成度が非常に高かったと思います。


現に鑑賞後の今も、この映画を思い出すだけで胸のどこかが未だにうずく感覚がして気持ち悪いんですよね。




この映画のレビュー欄、たくさんの人が



「一体何を観させられたんだ…」



と唖然としたという感想を綴ってますが、ほんと自分もそうなりました。



なったんですけど、でもこの映画の言いたいことはちゃんと伝わってきたんですよね。



僕が選んだその解釈が、監督の意図していたメッセージ性と合致しているのかは分かりません。




もしかしたら、観た人それぞれの解釈に委ねるというパターン、いわゆる「リドルストーリー」の要素を孕んでる可能性もありますしね。




まぁ色々語りましたが、要は



「終始よく分からないモノを観させられたが、映画としてのテーマはシンプル」




僕はそう感じました。




なので気になった方はぜひ一度ご鑑賞あれ。




アディオス!