こんにちは、トモです。

今日は最近日本映画界を揺るがしている話題のこちらの映画について書こうと思います。

題名は「怪物」。

なんかパッケージの雰囲気やそのタイトルから、怖い映画なのかな?と思う方多いと思います。

別にホラー映画とかではないのですが、ある意味ではホラーなのかもしれない、説明の難しい複雑な作品でした。

内容は、学校で起こった一つの事件を、それぞれ3つの視点から描いた構成となっております。

誰かの視点から見ると絶対的に悪役に映る人でも、また別の誰かの視点・もしくはその悪役本人の視点から見ると、そこの善悪が変わってくる、ということですよね。

監督は「万引き家族」や「海街diary」で有名な是枝裕和さんですね。

正直彼の作品を観るのは今回が初めてだったのですが、いやー圧巻でしたね。

ここ最近観た邦画だと、間違いなく一番面白かったです。

「面白かった」という表現も稚拙に感じてしまうほど、この作品の持つパワー・クオリティは、ちょっと別格に思いました。

また、キャスティングも素晴らしい。

シングルマザーを演じる安藤サクラさん、その息子役を演じる黒川想矢くん、学校の先生を演じる永山瑛太さん。

もうみんながみんな、最高の演技でこの作品の世界観をより説得力のあるものに仕上げてくれてたと思います。

まだまだ公開中だと思いますので、気になった方はぜひ映画館でご覧ください。

アディオス!