2023/07/02 11:16
こんにちは、トモです。
今日は久しぶりに留学生日記をまた書こうと思います。
「イギリス・カンタベリー留学」シリーズの続きですね。
今回は、僕が留学中体験した
「アッシュフォード未遂事件」という出来事についての前編です。
ある日僕は、アッシュフォードという街にロンドンで売れ残った服が安く売られてるアウトレットモールがあることを聞いたんですね。
当時から服が大好きだった僕は「これは行くしかない」と思い、休みの日に1人で行くことを決めました。
僕が住んでいたカンタベリーという街のバスステーションから、前面にある電工パネルのDestination(=目的地)表示が「Ashford」になってるバスに乗ったんですね。
ただ当時の僕が馬鹿だったのは、まずめんどくさがって向こうでSIMカードを買ってなかったんで、外だと完全にiPhoneが検索ツールとして機能しなかったんです。
それに加え、そのアウトレットに行くには、具体的にアッシュフォードのどこで降りるべきかとかも事前に調べてもなかったと。。。
これらの怠惰が後々の悲劇に繋がります。
僕の中では最終目的地がアッシュフォードだと思ってたんで、乗客がみんな一斉に降りる時に一緒に降りようと思ってたんですね。
そしてバスに揺られながら大体一時間半くらい経った頃、「Ashford」という看板がチラホラ見える街にようやく着きました。
「そろそろかな」と思いつつ降りる準備をしてたんですが、なんか乗客たちはちょっとずつ降りては新しく乗ってきての繰り返しで、一向にみんなが一斉に降りるタイミングが訪れませんでした。
そうこうしてたら、いよいよアッシュフォードの街を外れてなんかよく分からない寂れた山道みたいなルートに入り始めたんで、
「いやいやこれは絶対におかしいやろ」と思い、次の停留所で慌てて降りてパッとバスの電工パネルを見たら、いつの間にか全然違う場所の名前に変ってたんですよね。
「えぇーいつ目的地変わったの…」と途方に暮れ、民家がぽつぽつとしかないようなガチの田舎に1人取り残された僕。
ここで効いてくるのが、「ケータイが使い物にならない」ということ。ほんとSIMカードはちゃんと買っておくべきですね。
しかも当然初めて来た場所なんで、その場所の地理関係も全く把握できていません。
「どうしよう…」とリアルにつぶやきましたもんね。
今回はここまでです!
読んでくだった方、ありがとうございました。また後編で最後まで書くのでよろしくお願いします。
最後に、その降り立った謎の場所でたまたま見つけたんで撮った牧場の牛たちの写真をどうぞ。
アディオス!