2023/08/14 18:56

こんにちはトモです。



今日は久しぶりに好きな小説について書こうと思います。



今回話す作品はこちら。





僕の大好きな辻村深月さんの初期の小説なんですが、もう僕の好きな小説一位だと言っても過言ではない作品です。


上下巻合わせて1000ページ以上の長編作品なんですが、とにかく先が気になる展開なので割とスラスラ読めちゃいます。


ジャンルで言えばミステリーの部分が最も大きいと思うのですが、それだけではありません。ただのミステリー小説なんかじゃないんです。


正直僕は普段ミステリー系はほとんど読まないんですね。そんなに好きなジャンルではないんですが、そんな僕が最も好きだと推すレベルの小説なので、ミステリーが好きな方でもそうじゃない方でも楽しめる内容なのは間違いないです。



あらすじは本当にざっくりまとめると、ある日突然ネットに現れた「i」と名乗る謎の存在を中心に、無慈悲な殺人ゲームが起こっていく・・・というものです。


なかなか複雑で苦しい描写もあったりするんですが、僕がこの作品を読み終わった時に受けた感動は言葉にできませんでした。


未だにあの時の「余韻」で白飯を食べたりします。ガチです。


辻村さん自身、執筆しながら一番泣いたのも、書き終わった後に一番泣いたのもこの作品だったみたいです。

それほど作者自身もこの小説の人物たちに感情移入してしまったようで、僕もそんな人間の一人でした。


実際、数ある辻村さんの作品の中でも、僕みたいにこの「子どもたちは夜と遊ぶ」が一番好きだって方は多いみたいです。でも分かるんですよねそれ。

他にも大好きな辻村小説はたっくさんあるんですが、なんかこの作品に対しての愛着って未だに特別なんですよね。なので何度も読み返してます。




とにかくオススメな一作なので、気になった方はぜひ読んでみてください!