こんにちはトモです。

今日は最近観た映画について語ります。

それがこちらの作品です。

タイトルは「福田村事件」。邦画です。

ちょうど100年前の1923年に実際に起こった、香川県から千葉県に薬の行商に来てた15人が地元の自警団に暴行され、そのうちの9人が亡くなった事件を題材にしています。

この事件が起こったきっかけが、関東大震災だったみたいです。

震災後、日本中に

「朝鮮人が放火をした」「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」

といった流言飛語が広まり、人々の中に朝鮮人に対する集団的な狂気を駆り立てます。

正直、この映画を観るまではこの出来事を全く知りませんでした。こんな凄惨な事件があったのか・・・と、鑑賞後は呆然としていました。

それほどに作品に説得力があったんですよね。その大きな要因がやはりキャストだと思います。

出演されてる俳優さん方が、本当にみんな良い。

井浦新さん、田中麗奈さん、永山瑛太さん、東出昌大さん、ピエール瀧さん、コムアイさん・・・　皆さん抜群の演技力でした。

東出さんの役どころには、鑑賞中に思わず軽く笑っちゃいましたけどね。

あとは、水曜日のカンパネラの元ボーカルで知られるコムアイさんも演じられてたました。僕はあんまり詳しくなかったんで、後で知ったことなんですけど。

田中麗奈さんも久しぶりに見ましたが、いやー綺麗でしたね、色気抜群でした。普通にちょっとファンになっちゃいました。

こうしたキャスティングを含め、この映画は本当にクオリティが高かったです。最後の方はもう展開に釘付けになります。

気になった方はぜひご鑑賞を! アディオス!