こんにちはトモです。

今日はつい先日公開された映画「正欲」を早速映画館で観てきましたので、そのレビューブログになります。

まず、率直な感想としましては…

最高でした。

原作を初めて読んだ時あまりにも衝撃を受けた今作品、どうしても自分の中で映像化の期待値もかなり高まっていましたが、十分にその期待に応えてくれた作品でした。

いやー良かった。もちろん原作の小説よりも端折られてる内容は部分部分であるんですが、それが個人的にはほとんど気にならないくらい、綺麗にまとまりある構成になっていて観やすかったです。

映像化したからこそ為せる演出などもあったりして、それも凄い良かったですね。話自体はやはり終始暗いんですけどね笑

そしてキャスティング。これも絶妙だったと思います。

主演を演じられた新垣結衣さん、基本ポーカーフェイスなあの感じが、生きることに疲れ切ってる夏月をそのまま体現してたと思います。

稲垣吾郎さんも、凝り固まったステレオタイプの堅い父親兼検事役でしたが、意外とハマってましたね。あんなに演技上手だとは思いませんでした(失礼)。

そして個人的に特にその演技力に魅せられたのが、大学生役の男女のお二人。もう彼ら2人が圧巻でした。

映画としての脚本が優れていたのは間違いないですが、その脚本という土台をベースに素晴らしい俳優さんたちの演技力で１つの確かなクオリティ作品として昇華させられてて、本当に大満足な実写化になっていたと思います。

気になった方はぜひ！アディオス！